基礎知識

相続税がかかる財産・かからない財産の違いとは?非課税財産一覧

📅 2024-12-20✍️ 監修:齊藤 勇飛(税理士)🕐 約10分
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「相続税はすべての財産にかかるの?」「お墓や仏壇にも税金がかかる?」——相続税は、被相続人のすべての財産が課税対象になるわけではありません。法律で「非課税財産」として定められているものがあります。本記事で課税財産と非課税財産を整理します。

相続税の課税対象となる財産

相続税は原則として、被相続人が死亡時に所有していたすべての財産が課税対象です。

財産の種類具体例
不動産土地・建物・マンション・農地・山林
金融資産預貯金・現金・有価証券(株式・投資信託・債券)
動産自動車・船舶・貴金属・美術品・ゴルフ会員権
みなし相続財産生命保険金(非課税枠超過分)・死亡退職金(非課税枠超過分)
生前贈与加算相続開始前7年以内の贈与財産(2024年以降)
その他著作権・特許権・借地権・営業権など

相続税がかからない非課税財産一覧

✅ 主な非課税財産

非課税財産理由・条件
墓地・墓石・仏壇・仏具・神棚祭祀財産として非課税。ただし投資目的のものは除く
国・地方公共団体・特定公益法人への寄付財産相続税申告期限までに寄付したもの
生命保険金(非課税枠内)500万円×法定相続人数まで非課税
死亡退職金(非課税枠内)500万円×法定相続人数まで非課税
心身障害者共済制度の給付金地方公共団体が実施する制度のもの

⚠️ 「骨董品」「美術品」として購入した仏像・掛け軸は課税対象

礼拝用として日常使用している仏壇・仏具は非課税ですが、投資目的・美術品として購入した場合は課税対象になります。

生命保険・退職金の非課税枠

死亡保険金と死亡退職金には、それぞれ「500万円×法定相続人の数」の非課税枠があります。

📌 計算例:相続人3人の場合

非課税枠:500万円 × 3人 = 1,500万円
死亡保険金2,000万円の場合:2,000万円 − 1,500万円 = 500万円が課税対象

生命保険と死亡退職金は別々に非課税枠が設けられています。両方で最大3,000万円(相続人3人の場合)を非課税にできます。

みなし相続財産とは

民法上は「相続財産」でないものでも、相続税法上は課税対象として扱われる財産を「みなし相続財産」といいます。

債務・葬儀費用の控除

相続財産から差し引くことができる「債務」と「葬儀費用」があります。これらを控除することで課税対象となる財産を減らせます。

控除できる債務

控除できる葬儀費用

控除できないもの

まとめ

税理士 齊藤勇飛

監修:齊藤 勇飛(税理士)

齊藤勇飛税理士事務所 代表|東京地方税理士会 登録番号 第156779号

横浜市を中心に遺産相続・相続税申告を専門とする税理士。初回60分無料相談実施中。

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