不動産評価

相続税における不動産(土地)の評価方法は? 路線価の調べ方と計算方法を解説

📅 2024-11-29✍️ 監修:齊藤 勇飛(税理士)🕐 約6分
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相続税の計算で最も複雑なのが不動産(土地)の評価です。路線価・補正率・特例の活用など、専門知識がないと適正な評価ができません。本記事では土地の評価方法をわかりやすく解説します。

📋 目次

  1. 相続税の土地評価の2つの方法
  2. 路線価方式の計算方法
  3. 路線価の調べ方
  4. 評価額を下げる補正の種類
  5. 建物(家屋)の評価方法
  6. 横浜市での評価のポイント

相続税の土地評価の2つの方法

評価方法適用地域計算方法
路線価方式市街地(路線価が定められている地域)路線価 × 各種補正率 × 地積(㎡)
倍率方式郊外・農村部(路線価がない地域)固定資産税評価額 × 倍率

横浜市内の多くのエリアは路線価方式が適用されます。

路線価方式の計算方法

📌 基本計算式

路線価(円/㎡)× 補正率 × 地積(㎡)= 評価額

計算例

路線価25万円/㎡、補正率0.97、地積200㎡の土地の場合:
250,000円 × 0.97 × 200㎡ = 4,850万円

路線価の調べ方

  1. 国税庁の「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」にアクセス
  2. 都道府県(神奈川県)を選択
  3. 市区町村(横浜市鶴見区など)を選択
  4. 地図上で対象土地の前面道路の路線価を確認

路線価は1㎡あたりの価格を千円単位で表示しています。例えば「250C」と記載されていれば、250千円=25万円/㎡です。Cは借地権割合(70%)を示します。

評価額を下げる補正の種類

土地の形状・状況によって、路線価をそのまま使うのではなく「補正率」を適用して評価額を調整します。

補正の種類内容効果
奥行価格補正奥行きが長すぎる・短すぎる土地評価を減額
不整形地補正歪な形(旗状地・三角地など)評価を減額
間口狭小補正道路に接する間口が狭い土地評価を減額
傾斜地補正急な傾斜のある土地評価を減額
セットバック道路拡幅予定のある部分対象部分を70%減額
私道評価公衆用道路として使用されている部分ゼロ〜30%評価
✅ 横浜市では補正の適用が重要

横浜市内には傾斜地・旗状地・間口の狭い土地が多く、補正率の正確な適用で評価額を大幅に下げられるケースがあります。地元の状況を知る税理士への相談が節税に直結します。

建物(家屋)の評価方法

建物の相続税評価額は固定資産税評価額と同額です。固定資産税の課税明細書(毎年4月頃に届く)で確認できます。実勢価格(市場価格)より低くなることが多いため、土地ほど評価額の調整余地はありません。

横浜市での評価のポイント

路線価の調べ方・補正率の計算・特例の適用は専門的な判断が必要です。正確な評価には税理士への依頼をお勧めします。

税理士 齊藤勇飛

監修:齊藤 勇飛(税理士)

齊藤勇飛税理士事務所 代表|東京地方税理士会 登録番号 第156779号

横浜市を中心に遺産相続・相続税申告を専門とする税理士。地元エリアの不動産評価と節税対策を得意とし、土日・出張相談にも対応。

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